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誰のためでもなく

小心者

 デジタルカメラを使っていると、ときどき気になる現象がある。

 ローパスフィルターのごみが画面に映りこむこと。

 空を撮り、画像をチェックすると、ポツリと、、、

 これはかなり鬱になる。

 フォトショップなどで消せばいいじゃん、というO型人間の人には理解されないかもしれない。

 だからD700にローパスのダストリダクションが付いたのは、購入の積極的な理由になった。

 でも、宿命的に取れないごみが付くのである。

 ライカのM型デジタルは、ローパスフィルターをつけていない。レンズをボディからはずすとセンサーが丸出しになる。
 フルサイズのM9を使用している人はセンサーに付着するゴミについて苦労しているのではないだろうか?

 ライカの場合、ごみ取りだけでも銀座に送るのだろうか?
 「今日は銀座にM9のセンサークリーニング。待っている間にショッピング」という優雅な人ばかりなんだろうか?

 ライカを手に入れたらレンズを換えて楽しまなければ意味がないと思う。
しかしレンズ交換のたびに、ホコリはマウント内部へと侵入する。

 自分でセンサーをクリーニングできる器用な人でも力加減ひとつでセンサーを破壊してしまうリスクもあるだろう。

 高価なものを手に入れても憂鬱の種が増えてしまう、、、、

 ちなみに、スキャンしたフイルムのデータにごみが付いていても気にならないのはどうしてだろう?
小心者_c0162846_832207.jpg


やはり私は、D700の堅牢性、フルサイズゆえの諧調の豊富さとニコンのアフターサービス網に写真を撮る上でのメリットを感じている。
by hohoho-bw | 2012-03-20 08:32