50mmレンズ考
所有しているのはズームばかりで、単焦点としては40mmと58mmいずれもコシナ製
58mmだとちょっと狭いんだ。まあ、それで作画するってのもありだけど個人的には厳しい。
50mmの単焦点レンズはD700用として前から欲しかったんだけど、シグマのデカいヤツも、プラナーもよかったんだけど、なぜか50mmf1.2にした。
まだ、1.2らしい画はとれてないけれど、単焦点50mmレンズをつけたデジタル一眼レフはなんか
「古い皮袋に新しい葡萄酒」的な感覚で面白い。
まず、圧倒的に軽快。24-70mmが重すぎるってのもあるけど、50mm一本は軽い!
単焦点ってズームと違ってそれしかない、と割り切って自分が動くからずぼらじゃなくなるってのが定説だけど、今回目から鱗だったのは、ぱっと構えてファインダーをのぞくとそれだけで説得力のあるフレーミングになっているんだわ、これが。
50mmってそういう意味ではすんごい最大公約数的な画角なのかもしれないね。
いままで超広角とか望遠とかズームに慣れていたから、なんとか画面にアヤつけてやろうと画策するんだけれど、50mmの画角ってのはほかほかゴハンのように飽きが来ない。
ただ、意外と寄れないのよ。これは古いから最短0.5m。最新のニッコールでも0.45m
でも楽しい。なんかこれ一本で旅したくなってきたかも。