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誰のためでもなく

デザイン考

 昨日、旭川美術館で開催されている「旭川彫刻フェスタ 10周年」で彫刻を鑑賞してきた。

 人気がないので土曜日でも貸し切り状態。

 でも、久しぶりに「心をひねらされる」感じを味わえた。

 アートってそれにまつわる神話とかオークションでいくらの値がつくって話がうっとおしい。優れた芸術作品は日常生活の「1+1=2」的常識でコチコチに固まった心をじんわりストレッチしてくれる。

 それにしても彫刻家ってのはすごい。平面なら単一方向での鑑賞を意識した作品作りをしていればいいけれど立体って様々な角度から見られても人々の心を「?」とさせる力を有さなければいけないから。

 よくパソコンで3Dのデザインをしているさまを見るけれど、彫刻家の才能って多分、それが頭の中で出来ちゃうんだろうね。

 ちなみに旭川は彫刻の街である。
 旭川に東海大学の芸術デザイン科的な学部が少子化でなくなるらしい。
ものづくりの街の重要な位置を占める存在だったのにね。

 日常で目にする優れたデザインで思い浮かぶのは
・サントリー角瓶
そしてこれ
デザイン考_c0162846_2162811.jpg

ノクトンってレンズは本当に好きだなぁ~。いい写り。
by hohoho-bw | 2010-09-05 21:07