意味のある写真
他人の写真を見るようにしている。それも素人のやつ。
今はblogという手段があるからね。
たまに出くわす「わけのわからない」写真。
しかし、撮った本人は何かを感じてシャッターを切っているはず。
そもそも写真を撮るのは、文章を書いたりするのがかったるいのと、言葉という、不完全な容器を信用してないからなんだよね、俺の場合。たぶん写真という手段をメーンに表現をしている人って結構そういう人、多いと思うんだけど。
わけのわからない写真をみると、ヌーべルバーグとそんな独りよがりな映画を思い出す。眠くてしょうがないやつ。でも、みんながいい、いいって言われると見てしまう悲しい性、、、。
それの対極が「絵ハガキのような写真」ということになるのかな?これは、冠婚葬祭、運動会、七五三などの「ハレ」のときにしか写真を撮ることのない家族写真と同意義なんだろうね。
写真をやっている人間って、それよりは頻度を多く、連続している目の前の事象を記録したい、という欲求の強い人間だけど、どの事象を記録するか?によって写真家の生理が決まってくるのが、写真の面白さというか、懐の深いところだと思う。